生活クラブ、卵肉兼用鶏を今春から埼玉単協で供給

      執筆者:編集部2

生活クラブ連合会は、鶏卵と肉の両方の能力を兼ね備えた卵肉兼用種として、純国産鶏「岡崎おうはん」の飼養実験を鹿川グリーンファーム(埼玉県)で始め、今春から埼玉単協で卵と肉を供給する実験的取り組みを始める。「岡崎おうはん」は、日本の気候風土に馴染んだ品種で、消費者ニーズに合うように育種改良された純国産の卵肉兼用種の純国産鶏。卵は卵黄が大きく、卵かけご飯に適し、鶏肉は旨味と歯ごたえのあるジューシーな肉質が特徴である。また、同鶏は、同連合会で2006年度に方針化された鶏卵政策により、今後の少子高齢化に対応した卵肉兼用の鶏種としてクローズアップされた。