水産庁、漁業主権法違反で5件目の韓国漁船を拿捕

      執筆者:編集部2

水産庁は、2月24日に水産庁漁業取締船が韓国かに篭漁船を漁業主権法違反(無許可操業罪)で拿捕したことを発表した。同日、水産庁漁業取締船「白竜丸」が、島根県隠岐郡隠岐の島町所在白島埼灯台北北西約57kmの日本の排他的経済水域(EEZ)において、不審な行動をする韓国かに篭漁船「101テボン」を発見。同船に対し立入検査を実施したところ、平成22年3月16日に日本EEZで無許可でかに篭操業をしていた漁船と同船であること、及び被疑船の船長パク・ジョンハクが当時の船長と同一人物であることが判明したため、同船を無許可操業罪の疑いで現行犯逮捕した。なお、本年の水産庁による外国漁船の拿捕は5件目で、いずれの違反船も韓国漁船である。