計画停電2日目、食品買占めでネット通販へ殺到

      執筆者:編集部

計画停電が始まって2日目、東京新橋ビジネス街は相変わらず閑散としている。計画停電の影響で電車の運休や間引きが頻繁に起こっており、出勤できない状態が続いている。周辺のコンビにでは商品が入荷しないこともあって棚は空っぽ。店員によると「売るものがないので商売にならない。店を開けている意味がない」と嘆いている。この状態が続けばいずれ店を閉めるケースもあり、パート従業員は給料が減ると心配している。都内のスーパーマーケットでは食品やトイレットペーパーの買占めが行われており、お米、インスタント食品などまず、購入できない。一部、菓子、飲料水などは陳列されているが、優先順位の食品は皆無だ。店舗から食品は消えたが、一方でインターネットによる購入が増えている。都内に住む男性は「家族からお米を買ってきて」という要請にスーパーを何軒か回ったが、結局変えなかった。ネットで申し込むとすぐさま送りますという返事に安堵したという。計画停電と言葉はまとまっているが後先を考えない無計画停電と揶揄する向きも少なくない。