【4月号】世田谷のたけのこ(孟宗竹)が美味しい!

      執筆者:編集部2

先日、都政新聞の「NEWS TOKYO よみがえれ!江戸東京・伝統野菜」http://www.newstokyo.jp/index.php?id=297の取材で記者の細川奈津美さんと世田谷のたけのこを栽培している鈴木芳夫さんを訪ねた。

住宅街の中に、竹林を見つけたときは、なんともすがすがしい気持ちになった。

訪ねる前日に、江戸東京・伝統野菜研究会代表の大竹先生に、「江戸のたけのこ」についてのレクチャーを受けており、先生にお聞きした内容を実際に確認することが出来た。

土はふかふか、地中から掘り出したたけのこの色は穂先が黄色く、皮は茶色。昔からの栽培方法(目黒方式)をしっかり守って作られたたけのこは、とても軟らかい。

「戦前は、巣鴨の夕方の市場に間に合うように荷を運び、巣鴨で一泊して帰るといった出荷方法を取っていたようだ。」と15代目の芳夫さんが教えてくださった。

また、去年、今年と雨の少なさを嘆いておられた。たけのこがすくすく育つためには、やはり恵みの雨が必要だ。

たけのこ以外にも、こだわりの肥料を使った夏野菜の苗床を見せていただいた。ナス・カボチャ・トマト・ピーマン他たくさんの苗が整然と並んでいた。

帰りに、貴重なたけのこを頂き、帰ってから都政新聞「NEWS TOKYO 酒井文子の江戸東京野菜deクッキング」http://www.newstokyo.jp/index.php?id=274掲載の料理を作った。

今回は、たけのこの姫皮(皮の白い部分)を使った、簡単料理をご紹介する。

●  たけのこの姫皮のごま油炒め  

<材料> 4人分

・茹でたけのこ(孟宗竹)の姫皮 大きめのたけのこ1個分  ・ごま油 大さじ1 

・鶏がらスープの素 大さじ1/2  ・あらびき(黒)胡椒 適宜  ・醤油 少々

<作り方>

1.   姫皮は、細く切って水気を切る。

2.   フライパンにごま油を熱し、姫皮を炒める。

3.   全体に油がまわったら、鶏がらスープの素と胡椒を加えてさらに炒める

4.   最後に鍋肌に醤油少々をまわし入れ、香りをつけたら火を止める。

5.   器に盛り、もう一度あらびき胡椒をかける。

☆    酒井文子の江戸東京野菜レシピバックナンバーは、                                                こちら→https://fv1.jp/blog_sakai/backnumber.html

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☆江戸東京野菜通信「大竹道茂の伝統野菜に関する情報」は、                                          こちら→ http://edoyasai.sblo.jp/ 

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