水産庁船舶、物資供給等を乗せ被災地へ向け次々に出港

      執筆者:編集部2

水産庁は、東北地方太平洋沖地震による被災地への物資供給等のため、3月20日と21日、相次いで水産庁漁業取締船を横浜金沢材木埠頭より出港させた。3月20日出港したのは漁業取締船「なのつ」で、かぜ薬や胃腸薬、鎮痛消炎剤、マスク等といった医療品類、紙おむつ、トイレットペーパー等の衛生用品、レトルト食品、ポリタンク(200個)を運搬する。また、21日出港した漁業取締船「しんりゅう」には、 緊急医療用セット180箱、衛生用品類832箱、レトルト食品 (おでん)150ケースが積まれている。また、3月25日には、第24次南極海鯨類捕獲調査を終えて帰港した調査母船「日新丸」が、重油や灯油、食料、衛生用品などを積み込み、大井水産物埠頭より出港を予定している。