日本公庫、被害農業者へのスーパーL資金による貸付に着手

      執筆者:編集部2

㈱日本政策金融公庫 農林水産事業は、東北地方太平洋沖地震の被害を受けた認定農業者の方に対して、スーパーL資金による迅速かつ弾力的な運用に取り組むことを決定した。スーパーL資金は、経営改善を図るための長期運転資金を緊急に必要とする認定農業者に対して、貸付当初5年間実質無利子となる農業経営基盤強化資金のこと。認定農業者は優先的かつ、経営状況に応じて3000万円までは実質無担保でに融資を受けることができる。また、日本公庫は、都道府県を通じて、経営改善資金計画の認定を行う市町村特別推進会議に対し、本取組について周知するとともに、農業者の資金ニーズに応じた審査の迅速化について依頼した。