伊藤ハム「グループ再編について」

      執筆者:編集部

㈱伊藤ハムは、今年1月31日公表の新中期経営計画の方針のひとつとしてコスト競争力の強化を掲げ、具体的な施策としてグループ再編を行うこととしており、検討を進めてきたが4月22日開催の取締役会でグループ再編について次のように具体的な方向性を決定した。1、グループ再編内容 (1)九州地区及び中四国地区の加工食品事業再編 九州エリア及び中四国エリアの加工食品事業を製販一体型の地域子会社とし、地域性や事業特性に応じた制度設計を行うことによりマーケットの環境変化に対して迅速な対応が出来る体制を構築する。新会社設立日:10月1日、(2)物流機能の再編 同社グループの物流機能を一元化することによるスケールメリットの拡大及び物流の清流化により物流機能の効率化とコスト競争力の強化を図る。新会社設立日:10月1日、(3)業務支援機能の再編 人事関連業務についての専門スキルと豊富なノウハウを活かし同社グループでより一層の関連効率化を進めることと同社グループ内に低コスト・高品質の人事サービスの提供を図る。新会社設立日:10月1日、(4)子会社の合併 加工食品事業における地域子会社である伊藤ハムデイリー㈱と伊藤ハム食品㈱を統合することにより、人材の有効活用と体質強化並びにコスト競争力を図る。また重複業務機能・領域を整理・再編することにより事業効率の一層の向上を図る。同社ホームページhttp://www.itoham.co.jp/