日本チェーンストア協会「平成22年度販売概況」発表

      執筆者:編集部

日本チェーンストア協会の会員企業62社、8045店舗における平成22年4月から23年3月までの平成22年度の販売動向を発表した。総販売額は12兆3,662億円余、対前年度比は店舗調整前97.4%・店舗調整後は98.6%。平成22年度は生活者の可処分所得の減少や先行き不安による節約志向から、2、3月を除き売上は厳しい状況となった。食料品は野菜の相場高や食べるラー油のブーム、記録的猛暑で飲料、アイスクリーム、梅干し・塩キャラメルの好調などもあって夏以降比較的堅調に推移した。東日本大震災発生後は米、水、カップ麺、缶詰といった食料品に動きがあった。