アサヒグループ「東日本大震災後の状況について」

      執筆者:編集部

アサヒグループは、東日本大震後の状況と今後の対応につき次のように発表した。1、主なグループ生産拠点の復旧・稼働状況/(1)同グループ福島工場(製造品目:ビール類) 6月中の製造再開に向けて復旧作業を継続中。(2)同茨城工場(同:ビール類、低アルコール飲料、清涼飲料水) 順次製造を再開し現在製造面では通常の生産体制に復旧している。(3)同神奈川工場(同:ビール類) 計画停電中止に伴い4月18日から仕込みを再開し現在通常の生産体制になっている。(4)ニッカウヰスキー仙台工場(同:洋酒) 3月28日から蒸留を再開し現在は通常の生産体制に復旧している。(5)同柏工場(同:洋酒) 3月15日から通常の生産体制に復旧している。2、今後の供給リスクへの対応/(1)節電対応:休日製造や夜間製造の拡大、自家発電や夜間の蓄熱などを最大限活用、東京電力エリア、東北電力エリア外での工場での生産拡大、オフィスでの空調の見直しや省電力パソコンへの切り替え前倒し、コピー機などの待機電力抑制など、きめ細かい節電対策を実施予定、(2)資材調達:最盛期の需要をまかなえる数量を確保できる見込み。