日本チェーンストア協会「4月の販売概況」発表

      執筆者:編集部

日本チェーンストア協会は会員企業社60社、店舗数8003店舗における4月度販売動向を発表した。総販売額は10,474億円、店舗調整前103.8%・店舗調整後98.7%。4月度は野菜の相場安や震災後の特需の反動から食料品の動きが鈍かったこと等から、総販売額の前年同月比(店舗調整後)は3カ月ぶりのマイナスとなった。商品別の動きでは、農産品は野菜はばれいしょ、玉ねぎ、ニンジンは好調だが、相場安で白菜、キャベツ、きゅうり、トマト、レタス、ピーマンは不調。果物は、かんきつ、りんご、イチゴは好調だが、バナナは不調。畜産品は豚肉、牛肉は好調。ハム・ソーセージの動きは良かった。水産品は鮮魚は震災による水揚げ不足から不調だが、冷凍魚は好調。塩鮭、魚卵は好調だが、一汐開き、ちりめんは不調。惣菜は温惣菜は焼物、中華は好調だが、揚物は不調。冷惣菜は洋惣菜は好調だが、和惣菜は不調。寿司・米飯の動きは良かった。その他食品はミネラルウォーター、飲料は好調だが、震災後の特需の反動から米、カップラーメンは不調。菓子は好調だが、インスタントコーヒー、牛乳、ヨーグルト、デザート、アイスクリーム、練製品は不調だった。