イオン「北海道支笏湖植樹」実施

      執筆者:編集部

イオン環境財団は6月25日、北海道支笏湖周辺において「北海道支笏湖植樹」を実施する。北海道千歳市と苫小牧市にまたがる支笏湖周辺は、2004年9月の台風18号により多くの針葉樹等の木々が倒れる被害を受けた。支笏湖周辺に位置する樽前山麓の森は、平坦林で火山灰地という土地特性もあり、道内最大規模の被害となった。そこで今回実施される「北海道支笏湖植樹」は、支笏湖周辺の森の再生を目指し、北海道森林管理局・胆振東部森林管理署と(公財)イオン環境財団が2007年から5ヵ年計画で開始したもの。命はぐくむ森を一刻も早く再生したいという思いから、地域の人たちとともに実施された。最終年度となる今年の植樹は、約1000名のボランティアの人たちが参加し、10000本を植樹する予定。これにより、延べ約5000名のボランティアが参加した支笏湖植樹活動の累計植樹本数は、5年間で40000本となった。