消費者庁「健康食品の表示に関する検討会」開催

      執筆者:編集部

消費者庁は14日、「第八回 健康食品の表示に関する検討会」を開催した。前回までの議論を踏まえた上で、論点整理に向けた意見交換の三回目となる。林委員から、トクホの市場規模と予測が示された。ここまで議論された段階で、業界団体として今後の方向性について突っ込んだ積極的な意見が不足していた。太田委員は、産業としての健康食品、消費者も加わった消・産・学・官で知恵の集約、国際的な整合性と世界をリードする意気込みが必要と述べた。宗林委員は、トクホ・栄養機能食品以外の健康食品について、安全性・品質保証の実施と表示、エビデンスの蓄積と情報提供する新JHFAの検討を提案した。中下委員は、医薬品と同様に品質、有効性、安全性の確保と、製造・販売に承認・許可の導入を提議した。