明治、「1073R-1乳酸菌」インフルエンザへの効果を確認

      執筆者:編集部

㈱明治は、「1073R-1乳酸菌」(以下、R-1乳酸菌)を使用したヨーグルトを継続摂取した、佐賀県有田町における小中学生のインフルエンザ(A、B、新型)累積感染率が周辺地域と比較して低いことを確認した。同社は佐賀県有田町の健康増進活動に対する協力の一環として、同町の小中学生全員(計1904名)にR-1乳酸菌を使用したヨーグルトを継続的に提供し、併せて、インフルエンザの累積感染率の継続調査を昨年10月1日から今年3月18日まで行った。調査結果では、同町の小中学生は、隣接する周辺地域の小中学生と比較して、インフルエンザ(A、B、新型)の累積感染率が有意に低いことが判明した。また、同社では、2005年から2007年にかけて60歳以上の方を対象にしたR-1乳酸菌を使用したヨーグルトの長期摂取の効果について調査をおこなった。その結果、「風邪をひきにくくなった」など風邪症候群の罹患リスク低減効果を確認している。この結果については、学術誌に論文として掲載された。