大塚製薬、登山試験でBCAA摂取の「筋肉疲労抑制効果」の可能性を示唆

      執筆者:編集部

大塚製薬(株)佐賀栄養製品研究所は、信州大学の能勢博教授との共同研究により、中高年者における2日間の登山は日常の活動よりも負荷が高く、登山中には十分な栄養補給が必要なことを、実際の登山試験で明らかにした。また登山中におけるBCAA(必須アミノ酸の中のバリン・ロイシン・イソロイシンの総称)摂取が筋肉の疲労を抑える可能性について示唆した。中高年者における登山の活動強度を示した研究は初めて。近年、疲労により遭難する中高年者が増加している。日常よりも活動強度が高く、必要なエネルギーが多い登山中は適切な栄養補給が必要であり、BCAA摂取が効果的であると期待される。