カゴメ、リコピンが骨の破壊を抑制することを解明

      執筆者:編集部

カゴメ(株)総合研究所は、東京農工大学工学部 宮浦千里教授らとの共同研究で、リコピンが骨の破壊を抑制すること、そしてそのメカニズムを、細胞試験において明らかにした。炎症を伴う骨の破壊(以下骨吸収という)はインターロイキン-1(IL-1)などの炎症関連因子によって、骨吸収を司る破骨細胞の数が増加することに起因するが、本研究により、リコピンがIL-1による破骨細胞数の増加を抑制することが明らかになった。従ってリコピンは、骨の疾病を予防する効果が期待できる。本研究内容はISNFF(国際機能性食品学会)2011年度大会(11月14日~17日)で発表された。