フジッコ「安全対策事項、品質保証体制強化」発表

      執筆者:編集部

フジッコは東京電力福島第一原発事故以降、同社への商品安全性に関する問い合わせに応えるため、安全対策事項、品質保証体制強化を発表した。1、放射能汚染対策として今までに実施した事項、産地確認を徹底し、出荷制限対象原材料を使用しない。2011年5月より、放射性物質測定器(NALシンチレーションサーベイメータ)を4台導入し、厚生労働省の「緊急時における食品の放射能測定マニュアル」(平成14年)に基いて、原料や使用水の測定を毎日行っている。自社検査と並行して外部検査機関によるより感度の高い検査を行っている。この結果、いずれの検査においても放射性物質は一切検出されていない。消費者の問い合わせの多い、「原料原産地」・「昆布の収穫年度」・「工場所在地」に関して5月よりホームページでの開示を実施している。2、今後の取り組み事項、自社検査でより高感度の放射性物質の測定が可能となるゲルマニウム半導体検出器を11月15日に導入、従来の外部分析機関に依頼していた高感度検査を、自社でタイムリーに検査できるようになった。原料や使用水の検査に加えて、消費者の不安を解消する目的で最終製品の検査も開始した。放射性物質の検査結果に関して、ホームページでの開示を随時行う。

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