バールライス西日本「トーヨーコンタミ対応型精米機」導入

      執筆者:編集部

全農バールライス西日本は、第二工場にロット終了時に機内に米粒が残らず、ロット切り替え時間が大幅に削減できるトーヨーコンタミ対応型精米機(75馬力)を導入、稼働を開始した。同社が保有している従来の精米機は、ロットの切り替え時に時間がかかってしまうなど小ロロット生産に不向きな点が多く、その対応に苦慮していた。今回導入した精米機は①精米終了時に機内の米の通過箇所に米粒が残留しないため、ロットごとの機械内清掃時間が大幅に削減できる。②ブレンドされた玄米でも、一粒一粒を過不足なく完全に精米ができる。③ロットの最初から最後まで一定の白度で精米することができ、ロス米が全く発生しないため、精米歩留の向上による大幅なコストダウンにつながる。④研削精米のように米粒に傷が発生しないため、良食味の精白米に仕上がる、などの特徴がある。同精米エ場によると「今回初めてトーヨー製の精米機を採用したが、ロット切り替えの時間の短縮だけでなく、研削式でないため、ご飯の炊き上がりのツヤが良く、食味も良好である」。問い合わせ、東洋精米機製作所073-471-3011。http://www.toyoseimaiki.co.jp/