ビール5社1月課税数量とキリンビール販売概況

      執筆者:編集部

ビール5社の1月課税数量が発表された。それによるとビール+発泡酒+新ジャンル5社合計で2108万6000ケース、前年比-4.0%と2ヶ月連続のマイナス。内訳ビール1041万1000ケース、-4.7%。発泡酒304万3000ケース、-12.7%。新ジャンル計は724万3000ケース、+1.9%と2ヶ月ぶりのプラス。キリンビールでは、ビール・発泡酒・新ジャンル計はマイナスとなったものの、「一番搾り」「淡麗グリーンラベル」がプラスと好調だったため、市場平均を上回った。RTD計もマイナスとなったものの、氷結ストロングシリーズは好調に推移。その他、アルコール0.00%の「キリン フリー」は飲食店向けのびんが好調に推移し、プラス。和・洋酒の動向としてウイスキー・焼酎計はマイナスとなったが、梅酒は約4割プラスと大幅増。昨年3月に新発売した紙パック梅酒の「まっこい梅酒」がけん引役となり、梅酒全体が好調に推移。