農水省、主要野菜5品目の小売価格を緊急調査

      執筆者:編集部2

農林水産省では、昨今の一部野菜における卸売価格の高騰に伴い、主要な野菜の小売価格について緊急調査を毎週実施することを発表した。今回の野菜価格高騰には、平成22年2月~3月の低温、日照不足等の天候不順により、農作物の生育が停滞し、供給が減少する等の影響が懸念されている。そこで、農水省では、店舗での野菜小売価格を毎週調査し、その結果を翌週(原則として火曜日)に公開する。調査期間は、平成22年4月19日の週から毎週実施、野菜の卸売価格が落ちつくまでとし、各地方農政局、各地域センター、北海道農政事務所及び内閣府沖縄総合事務局が調査する。調査対象店舗は、各都道府県10店舗の量販店等(全国470店舗)で、だいこん、はくさい、キャベツ、トマト、たまねぎの5品目を調査対象品目として検証する。