日本豆乳協会「豆乳前年比109,1%増」達成

      執筆者:編集部

日本豆乳協会は2013年1月から3月期における豆乳市場の動向について、農林水産省が発表した「豆乳等生産量等調査」を検証したところ、前年同期比で4年連続の伸びを記録し、豆乳市場がさらに大きく成長していることを確認した。中でも無調整豆乳の生産量は2割以上増加し、全体の伸びを牽引した。「豆乳等生産量等調査」を基に、国内豆乳生産量を前年と比較したところ2013年1月から3月期は前年同期比が109,1%と増加、総生産量を豆乳製品の分類別に見ると「無調整豆乳」は11、136kl(前年同期比125、5%)、「調製豆乳」は33,638kl(同1049%)、「果汁入り豆乳飲料」が2、994kl(同141,3%)、「その他豆乳飲料」が10537kl(同103、0%)と、昨年に引き続き拡大した。その他豆乳製品は241kl(同64.3%)と前年を下回った。「無調整豆乳」、「調製豆乳」の伸びが豆乳市場を牽引し、全体では58,547kl(前年同期比109、1%)となった。昨年、消費が拡大した「果汁入り豆乳飲料」は、飲料全般の消費が伸びる夏季から引き続き、1月から3月期において40%以上の伸びを見せた。豆乳市場が好調な要因として、メーカー各社の豊富な新商品や小売各社のプライベートブランドの充実などによって増えた豆乳ファンが継続して豆乳を愛飲していることが推測される。日本豆乳協会では、豆乳を取り入れた生活がさらに拡大させるため昨年に続き、朝食レシピやドリンクメニューの提案を行い、5年後の国民一人あたりの豆乳(類)年間飲用消費量を4l に高めることを目標にしている。