国分「25年度連結決算売上高104% 増収減益」

      執筆者:編集部

国分は平成25年度の連結決算(25年1月~12月)を発表した。それによると売上高1兆5667億6200万円(前年比104、3%)、営業利益67億9700万円(同76、9%)、経常利益86億9700万円(同81,8%)、当期利益38億9100万円(同65、9%)の増収増益となった。これについて國分勘兵衛会長は「アベノミクス効果で株価の上昇、円安が進み景気回復の兆しがみられる。富士山や和食の世界遺産登録や東京オリンピック開催決定など明るい話題にも恵まれた。一方、流通業界は原料価格の高騰やインフラの上昇などから数駅の圧迫が進み、大幅な減益となった、とコメントした。部門別売上高は加工食品5820億6800万円(同101%・構成比37,2%)、冷凍・チルド1744億7100万円(同111,4%・同11,1%)、菓子408億7600万円(同102,8%・同2,6%)、酒類2999億8000万円(同106、4%・同19,1%)、麦酒2373億7300万円(同107、7%、同15,2%)、ビアテースト(麦酒を除く)1559億5700万円(107、0%・10、0%)となった。次年度の経営計画について國分晃副社長は「国分グループの卸基盤再構築に取り組む。強い国分の復活を目指し、2年後には過去最高益135億円を達成させたい」と語った。