TaKaRaハーモニストファンド平成22年度助成先決定

      執筆者:編集部

自然環境保全の推進に寄与することを目的として設立された公益信託TaKaRaハ―モニストファンドの平成22年度の助成先が運営委員会の審査を経て決定した。本年度の助成先は団体、個人あわせて11件で、助成金額合計は486万円。公益信託TaKaRaハ―モニストファンドは昭和60年(1985)に宝ホールディングス の拠出基金をもとに設立された。25年間の助成先はのべ271件、助成金累計額は1億3009万9000円となった。今回は、志摩市和真大島のアツバキミガョラン駆除を通して島本来の豊かな自然と生物多棲性を取り戻すことを目的とする志摩半島野生動物研究会やコウノトリの採餌環境の造成と維持管理手法の研究を行うコウノトリ湿地ネット(豊岡市)など11件の団体、個人が選出された。本年度の助成金贈呈式は6月18日午前11時より京都市下京区のからすま京都ホテルでおこなわれる。助成金贈呈式には霞ケ浦漁業研究会 (茨城県)、クマタカ生態研究グル―プ (滋賀県)、志摩半島野生動物研究会 (三重県)、いこま棚田クラブ (奈良県)、安田自治振興会 仏島県)の5団体が出席する