すき家、8月27日より牛丼価格引き上げ

      執筆者:編集部2

ゼンショーが展開する「すき家」は、8月27日より、牛丼および牛丼のセットメニューの本体価格を改定する。同社では、2014年4月より、消費税率の引き上げにともない可処分所得が目減りするなか、並盛の本体価格を250円(税込み270円)に改定した。しかし、昨今、牛肉価格が中国などの需要拡大によって世界的に高騰。2012年3月期との比較では、2014年の4月から6月までの牛丼用部位の平均価格は豪州産で36%、米国産で28%上昇した(価格は同社の仕入れベース)。このような事情を背景に、同社では価格の引き上げを決断。並盛は250円から20円増しの270円になる。また、大盛は20円増しの380円、特盛は30円増しの480円、メガ盛は40円増しの620円。いずれも税別価格。なお、一部価格の異なる店舗(20店舗程度)もある。