星野リゾート「星のや富士で秋の狩猟肉ディナー」提供

      2017/07/04   執筆者:motoe

日本初のグランピングリゾート「星のや富士」では、9月1日~11月30日の期間限定で、屋外ダイニング「クラウドキッチン」で楽しむ「ダッチオーブンディナー」として、「秋の狩猟肉(ジビエ)ディナー」を提供する。同ディナーは、狩猟肉の「鹿肉」と「猪肉」を使用し、季節ごとに特徴を生かして提供しているシリーズの秋バージョン。秋は、猟師のライフスタイルをコンセプトに、彼らの習慣に倣って希少部位やモツも使用するほか、秋に旬を迎えるきのこなどの山の幸を豪快に加えてワイルドに仕上げるという。同リゾートでは、豊かな自然環境に位置することに加え、シェフみずから山に入り、一流の腕を持つ地元猟師の教えを請うことで、質の高い狩猟肉の提供を実現。その背景には、鹿・猪の急激な増加による農業・林業への被害が全国的に深刻で、山梨県でも頭数を抑える対策として、鹿・猪の捕獲・消費を促しているという事情があり、同リゾートでは狩猟肉の新たな料理法や美味しさを提案することで、地域に貢献したいという思いから料理開発に至ったという。
同ディナーは①秋の狩猟肉の特徴(同リゾートで使用する狩猟肉は、一流の猟師が適切な技術とスピードで処理しているため、臭みがなく肉の旨みだけを楽しむことが可能。さらに秋は、鹿・猪のエサとなるドングリなどの木の実が豊富なため、鹿肉・猪肉ともに1年でもっとも脂がのり旨みが増す季節で、肉そのものの甘みをシンプルに味わえる絶好のシーズンとなる)②猟師のライフスタイルに倣って食べる(昔ながらの猟師のライフスタイルにヒントを得てコースを組み立てることで、狩猟肉の新たな魅力を引き出すことを目指す。約7種類のきのこを豪快に放り込んでつくるスープから始まり、メインには猪肉と直径10cm以上もある大きな椎茸をダッチオーブンですき焼き風に。最後に、猟師が好むといわれる日本酒とお米を使用したデザートを用意)③グランピング空間で食べる(食事をする空間も、よりグランピングらしくアウトドアをラグジュアリーに楽しめる屋外ダイニングのクラウドキッチンでダッチオーブンディナーとして提供。木立に囲まれ、風を感じられる場所に、1日4組だけの特別な席を用意し、料理はダッチオーブンを使い、シェフの手ほどきを受けながら、食材の火入れから盛りつけまで客様自身が行う)の3点がポイントとなっているという。

【「秋の狩猟肉(ジビエ)ディナー」概要】
●期間:9月1日~11月30日
●時間:18:00~
●定員:4組8名(1名より提供可)
●対象:満13歳以上の宿泊者
●料金:1名15,000円(税・サービス料10%別、宿泊代別)
●予約:前日18:00までの事前予約制
●予約方法:公式HPよりWEB予約(*仕入れ状況により食材・メニューが変更になる場合があり)
●詳細(ダッチオーブンディナー):http://hoshinoyafuji.com/#/dining/dining02