キリン「キリン一番搾り生ビール」リニューアル

      2017/07/04   執筆者:motoe

キリンビール(社長:布施孝之)は、「ビールの魅力化」の取り組みの一環として「キリン一番搾り生ビール」の味覚とパッケージデザインをリニューアルし、7月下旬製造品から順次切り替えることを発表した。同社では、「みんなで創る ワクワクするビールの未来」の実現に向けて、個性豊かで多様なクラフトビールの展開や、全国47都道府県ごとに味の違いや個性を楽しめる「47都道府県の一番搾り」の発売など「ビールの魅力化」への取り組みを推進しているが、今回、2020年に発売30周年を迎える同社のフラッグシップブランドである「キリン一番搾り生ビール」をフルリニューアル。「一番搾り製法」で引き出した麦本来のうまみをアップさせ、日本人の繊細な味覚を満足させる、さらに「おいしいビール」に進化させたという。2026年の酒税一本化を見据え、2020年を中期ゴール、今年を再成長元年と位置づけ、「キリン一番搾り生ビール」のおいしさを徹底的に追求し、中長期的な再成長を図っていきたいと同社。

【リニューアル概要】
①味覚の進化:麦のおいしいところだけを搾る「一番搾り製法」をベースに、麦汁濾過工程における濾過温度をより低温にすることで雑味・渋味を低減し、「麦のうまみ」がアップするとともに、、酸味や甘い香りを抑制することで、より調和のとれた味わいを実現。開発工程においては、100名の技術員を動員し、1,000回を超える試験醸造を行い、“おいしさ”を追求。
②パッケージを一新丁寧に搾った印象を持たせる立体的な雫マークや金蓋の採用。光沢感のアップにより品質感を高めた洗練されたデザインに。
③大規模プロモーションの展開:発売時期に合わせた300万人規模のサンプリングをはじめ、新広告の展開やキャンペーン実施。さらにおいしくなった「一番搾り」を訴求する。