季の美「IWSC」コンテンポラリージン部門金賞受賞

      執筆者:shirai

ウィスク・イーが発売する「季の美 京都ドライジン」が英国の酒類品評会「IWSC」2017年度の「コンテンポラリージン」カテゴリーにおいて金賞を受賞した。
「IWSC」(インターナショナル ワイン&スピリッツ コンペティション)は1969年に英国で設立された世界的な酒類品評会。
今年で48回目を迎える同品評会は、日本酒や焼酎も含む多種多様な酒類が世界各国からエントリーされ、ブラインドテイスティングと技術的な分析によりカテゴリー別に審査・選定される。
同商品は2016年京都で初めてスピリッツの製造免許を取得した京都蒸留所にて製造。
柚子や山椒を含む11種のボタニカルを使用し、「シトラス」、「スパイス」など6つのエレメントに分けて蒸溜した後にブレンドする独特な手法を用いているほか、米から作るライススピリッツと伏見の伏流水を使用するなど、京都の地の物を積極的に取り入れた独自性のある国産クラフトジン。
今回の受賞を受けてヘッドディスティラーのアレックス・デービスは「約1年前は製造
免許を取得し京都初のクラフトジンに着手したばかりでした。発売以来素晴らしい反響を
いただいておりましたが、この度IWSCの金賞を受賞できた事をとても光栄に思います。」
と喜びを語っている。
2016年10月に国内販売を開始した同商品は、2017年にはヨーロッパやアジア、今秋には
米国へと流通を広めていく予定。