グリコ 無料アプリ「グリコード」英語版配信と仕様変更

      執筆者:shirai

江崎グリコは、昨年開発した無料教材アプリ「GLICODE(グリコード)」の英語版の提供を7月31日より開始した。
同教材は小学校低学年向けのお菓子で学習できる無料アプリ。
子どもが大好きな「お菓子(ポッキー)」にプログラミングコードを持たせ、それらをルールに従って並べることでキャラクター(ハグハグ)を動かし、ゴールを目指す仕組みで、難解に思われがちなプログラミングを小学校低学年でも親しみながら学習できる。
平成28年度「プログラミング教育実施モデル 実証事業」に選定され、教育現場の反響などを収集する一方で、米国のSXSW EDU等、海外で盛んなプログラミング関連のイベントに参加、ワークショップの開催を通して、国内外での好評価を得ている。
今回の英語版リリースは、国内外からの英語版作成の要望に応えたものとなる。
また、英語版リリースに伴い、プログラミングで必要とされる基礎的な考え方の習得を目指し、「SEQUENCE(順番に実行)」「LOOP(繰り返し)」「IF(場合分け」を一つずつ学べる基本ステージと、それぞれを組み合わせて学ぶ応用ステージに内容を整理したほか、上達レベルを可視化できる学習進捗チェック表「がくしゅうレベル」を追加。
また、利用するお菓子を三つ(ポッキー、ビスコ、アーモンドピーク)から一つ(ポッキー)に仕様を変更するなど、国内における実証実験や教育現場の声を反映したアプリケーションの仕様変更を行った。
Android、iOS共に対応。ダウンロードURL:http://cp.glico.jp/glicode/app-jp/
なお、9月5日から順次、ポッキーチョコレート(赤い箱)のパッケージ側面にQRコードを掲載予定。
同教材の普及を促し、次代を担う子どもたちの健やかな成長を応援していく方針。