サントリー「平成29年緑化優良工場等表彰」2工場受賞

      執筆者:shirai

サントリープロダクツ 榛名工場は、平成29年度緑化優良工場等表彰において、「関東経済産業局長賞」を、また、サントリープロダクツ 天然水奥大山ブナの森工場(鳥取県)は「日本緑化センター会長賞」を受賞。
それぞれ、11月6日 14時~関東経済局、11月1日 14時~石垣記念ホールにて表彰式が開催される。
これらの賞は、工場の緑化を積極的に推進し、工場内外の環境向上に顕著な功績のあった工場等に与えられるもの。
サントリー食品インターナショナルは、サントリーグループが策定した『環境ビジョン2050』のもと、自然の恵みに支えられている企業の責務として、「自然環境の保全・再生」「環境負荷低減」を柱に、持続可能な社会づくりに貢献するために、「2020年目標」を設定。
自社工場における製造設備・容器の洗浄や冷却に使用する水使用削減、容器の更なる軽量化や再生原料や植物由来原料の活用、国内最小電力量の自動販売機の積極的導入などによる、バリューチェーンのCO2排出削減など、さまざまな環境負荷低減活動を行っている。
榛名工場は、楡(ニレ)の木がシンボルとなっている庭園が親しまれているほか、コジェネレーションシステムによるエネルギーの有効利用に取り組み、天然水奥大山ブナの森工場では、周辺の山の自然植生(ブナ)に配慮した植栽を行っているほか、周辺に積もり雪を貯蔵し、空調や設備の冷却に使っている雪(ゆき)室(むろ)や蓄熱システムを導入している。
自然や地域との共生を目指した敷地内の緑化に取り組むとともに、省エネや節水、容器包
装軽量化などの活動を推進している各工場のなかでも、同2工場は水源エリアをそれぞれ「天然水の森赤城」「天然水の森子持山」「天然水の森奥大山」と定め、水源涵養や生物多様性の保全に取り組んでいる。
同社は、今回の受賞はこうした環境整備の取り組みが高く評価されたものと考え、今後もよりいっそう環境活動に取り組み、自然や地域との共生を目指していくことを明らかにした。
▼受賞概要 ① サントリープロダクツ(株)榛名工場 「関東経済産業局長賞」 ② サントリープロダクツ(株)天然水奥大山ブナの森工場 「日本緑化センター会長賞」 ▼表 彰 式 ①関東経済産業局長賞 2017年11月6日 14:00~関東経済産業局にて
(埼玉県さいたま市中央区) ②第36回工場緑化推進全国大会(日本緑化センター会長賞)
2017年11月1日 14:00~石垣記念ホールにて(東京都港区赤坂)