JTB×伊豆急行「IZUのフルウツケーキ」開発

      執筆者:motoe

JTBグループで旅行関連情報の出版・販売、Web関連事業を手がけるJTBパブリッシング(東京都新宿区、代表取締役社長:今井敏行)は、伊豆急行(静岡県伊東市、取締役社長:小林秀樹)と共同で、伊豆産の果実を使用した新感覚のお土産「IZUのフルウツケーキ」を開発。「伊豆今井浜東急ホテル」と老舗菓子店「伊豆一の蔵」が製造し、1月13日より発売を開始した。伊豆急行は、東伊豆の伊東と南伊豆の下田をつなぐリゾート鉄道の運行とあわせて、伊豆の観光プロモーションも行ってきたが、沿線の温泉地では、干物や温泉まんじゅう等、定番の土産がある一方で、伊豆らしさをイメージできる新しい商品が少ないことが課題となっていた。そこで、JTBパブリッシングが赤坂で運営する飲食店(editor’s fav『るるぶキッチン』)での提携をきっかけに、この課題に関する交流が生まれ、旅行情報誌『るるぶ伊豆』をはじめ全国の旅行情報を発信する視点を生かした「伊豆の歴史を変えるお土産を作ること」をテーマに、共同プロジェクトがスタート。目指したのは、「伊豆ならでは」と「配りやすさ」、「長く愛される美味しさ」を実現する商品。そこで台湾土産として人気の高いパイナップルケーキをヒントに、伊豆の特産品であるニューサマーオレンジやみかん等、伊豆で収穫できる果実を使用してコンフィチュールを作り、口に含むとほろっと崩れる独特の生地で包んだ焼き菓子が誕生したという。素材の色や風味を大事にするため、着色料は一切使用せず、伊豆旅行の思い出をたっぷりと持ち帰ってもらいたいとの想いから、隙間のない四角い形状にもこだわり、さらに個別包装をすることで、用途に応じた使い勝手の良いお土産になるよう工夫されている。製造協力は、伊豆急行沿線のリゾートホテル「伊豆今井浜東急ホテル」の土屋真シェフと、伊豆高原の老舗菓子店「伊豆一の蔵」。今後は、①素材は伊豆産の果実を使用する ②果実類のコンフィチュールを生地で包むスタイルとする③四角い形状で、個包装できるものとする④色は自然由来のものを生かし、着色料などは使用しない⑤品質、販売価格の適正化を守る、の「IZUのフルウツケーキ」のおきてを順守し、製造を行うメーカーと順次提携していく予定だ。なお、伊豆急とJTBパブリッシングが公認した商品には、認定証が添付される。■伊豆今井浜東急ホテル/「IZUのフルウツケーキ」(5個入り税込1,500円)■伊豆一の蔵/「IZU CUBE」(1個税込205円・6個入り税込1,340円)