国分「平成29年度決算、増収増益、今期2兆円目標」

      執筆者:編集部

国分グループ本社は平成29年度(平成29年1月1日~同年12月31日)決算と平成30年度経営方針を発表した。それによると売上高は1兆8797億1800万円(前年比103.4%)、営業利益82億3800万円(同139.6%)、経常利益96億1900万円(同121%)の増収増益となった。國分勘兵衛会長は「新たなグループ体制と第10次経営計画2年目に入り、経営計画が順調に浸透してきている」と説明、一方、依然として低価格競争は続いており、物流費、人件費などの高騰は見逃せないと述べた。国分晃社長は「顧客満足度NO1、地域密着全国卸、海外事業の基幹事業化、収益管理などを課題を一つひとつ改善したい」と抱負を述べた。部門別売上高は加工食品7318億7800万円(同106,8%)、冷凍チルド3212億6500万円(同115,7%)、菓子488億7300万円(同111%)酒類3195億4600万円(同102,5%)、ビール2099億7700万円(同87,0%)、ビアテイスト1390億8300万円(同94,9%)となった。業態別売上高はGMS1461億4700万円(構成比7.8%)、SM7493億100万円(同39,9%)、CVS2320億4900万円(同12,3%)、ドラッグストア1608億7000万円(同8,6%)、卸売り1818億3500万円(同9,7%)。平成30年度売上目標は2兆円。