<コンビニ創業戦記「鈴木貞夫言行録」>(第32回)

      2018/04/06  

第5章「ソフトブレーン・フィールド時代」(その12)

「朝令スピーチ事例集」⑪―――2018年度第1四半期

――2018・1・4――

全国のみなさん、栄光の2018年、明けましておめでとうございます。

本年初めての 心のハイタッチを送ります。「鏡開き」「仕事始め」「大発会」

関東は比較的に穏やかな三ケ日でしたが、皆さんのお正月はいかがでしたか。

今年は戌年・私は年男、昨日1月3日に暦年齢・84歳、精神年齢・48歳になりました。

SBFが事業を開始した2005年は、実は戌年、暦は一回りして、第2の戌年です。

2018年は、私たちSBF社が、「改めてスト―ラインに立つ年」・「第2創業元年」です。

国際的・地球的規模で時代環境を展望すると、不確実要因が増していく状況にあります。

しかし日本国内だけを見ると、2018年は「明治維新150年」、2019年は「平成天皇退位・新天皇即位の年」、そして、2020年は「東京オリンピック・パラリンピックの年」と、明るい国民的大行事が連続して開催され、日本中が湧きたつことが予想されます。

私たちSBFは、この3年の内に、念願のIPOも実現したいものです。

そのためにも、本年は、「目標完遂・完全勝利の年」としたい。

年始にあたり、2018年度を勝ち抜くための基本的考え方、方針確認会で発表された

「4つのシンカ」について、再確認にして置きたいと思います。

2018年度目標は、私たちの『真価』(コア・バリュー=SBF品質・SBF・WAY)を日々、磨き抜き、発揮すれば、必ず達成できます。

『真価』を磨き抜き、発揮する道は、『進化』『新化』『深化』に、日々、挑戦し続けること。

『進化』とは、「高度性」「多様性」「精度性」、

即ち「より高度に」「より多様に」「より緻密に」を追求し続けること

『新化』とは、「独自性」「先端性」「ネツトワーク性」、

即ち、「よりユニークで」「より先駆けて」「より繋がり」を追求し続けること

『深化』とは、「強靭性」「人間性」「持続性」、

 即ち、「より強くしなやかに」「より人にやさしく」「よりサステイナブルに」を追求 

し続けること、である。

私たちSBFは、以上の「4つのシンカ」を磨き抜き、発揮し抜いて、2018年を必ず勝ち抜くことを誓いたい。

新年の発句は

『元朝や 暁鐘照らす フルムーン』

『初富士や 孫三姉妹 健やかに』

『戌年や 晴れの日続く 三ケ日』

『うらうらと 戌笑う年 来たりけり』

今年は「ワッハハ!ワッハハ!」で、元気一杯に勝ち抜こう!

――2018・1・10――

全国の皆さんお早うございます。心のハイタッチを送ります。

関東は快晴、穏やかな天気ですが、九州、関西は大雪の予報ですね。

今日は「110番の日」です。

日常の社会の治安を有効に守るために、1985年(昭和60年)に制定。

110番は、良識的に適切に活用したいと思います。

さて、2018年・平成30年も、いよいよ本格的にスタートです。

この年末・年始には、トランプ大統領誕生の内幕本の出版や、大相撲横綱暴力事件問題、果ては成人式の晴着詐欺事件など、社会に不安と衝撃を与えたいろいろな出来事がありました。中でも、次の二つは、私たちも特に注目すべき問題だと思います。

一つは、JR西日本の新幹線「のぞみ」が台車に重大な亀裂が入ったまま三時間以上走行し続けた問題です。

博多――>大阪間で、異臭、異音、振動など30件もの以上8が認識されながら、意思疎通が不足し、誤った判断で、名古屋まで走行させました。

JR西日本の組織的な欠陥を疑われ、日本の誇る安全神話が崩壊寸前にあるのではないかとの危機感を与えました。 

二つは、国立大阪大学の入試出題ミスの問題です。

ミスの疑いを早くから外部に指摘されながら、事実上放置されたという点で「なかなか止められなかった新幹線」と同質の問題であり、「組織内の情報の伝わり方と反応の鈍さ」があると考えられます。

30人が不合格とされており、その後始末も大変です。

この事件は、「大学試験の公正さへの信用」を著しく落とす結果となりました。

これらは、日本の組織風土に深く根差した問題であると指摘されています。

今年のスローガン「4つのシンカ」はまさに、こういう事態は決して起こさないという、私たちの決意と行動を示すものであり、他人事と思わず、日々挑戦していきたいと思います。

今日の発句は、

『西郷どんも 蘇りたり 戌笑う』

『戌年や はや7度目の 歳男』

『凍天に 弦月光る 夜明け前』

今年は『大笑いの年にしよう!

『ワッハッハ!ワッハッハ!』で元気に行こう!

――2018・1・16ーー

全国のみなさん、お早うございます。心のハイタッチを送ります。

寒気はまだ強いですが、太陽の光は日増しに強まる気配がします。

さて今、受験シーズンに入っています。

受験生のいるご家庭はいろいろ大変ですね。

テレビで受験生の一人が、「これで一生が決まる」と語っていましたが、どうでしょうか。

入学試験は学力を問われるわけですが、「学力」とは何か。

私は、学力とは「学ぶ力」だと思います。

文部科学省の提示する「学力の三要素」とは、

1・知識力(=基本的知識を学ぶ力)

2・思考力・判断力・表現力(=自分の頭で考え、判断し、的確に表現できる力)

3・協調力(=他人と協力して課題を解決する力)  です。

考えてみれば、これは何も受験にだけ必要な条件ではありません。

ある意味で、人生を生きるための基本条件でもあります。

SBFの今年の基本スローガン「四つのシンカ」もまた、私たち一人一人の「学ぶ力」を高めることによって実現しいくものです。

そこで私の大好きな先人の言葉を紹介いたします。

江戸後期の儒学者・佐藤一斉の「言志四碌」より、

「幼にして学べば,壮にして為すあり。 

 壮にして学べば、老いて衰えず。

 老いて学べば、死して朽ちず。」

今日の発句は

『鶴一羽 優雅に立てり 氷る池』

『小亀かと 思えば鴨や 薄氷』

『冬麗や 句の種探し あぐねたり』

『寒波来て 野菜の値上げ 困るなあ』

昨日のNHKテレビで「笑いヨガ」が注目されていると報じていました。

今年は、その中から「陽の出・大笑い」を実践します。

両手を頭に載せて下ろしながら、お日様が出て「ワッワッハ」!

――2018・1・23――

全国の皆さん、お早うございます。心のハイタッチをお送ります。

昨日は、南岸低気圧の影響で大変でした。

東北、北日本は、今日も大荒れの状況です。

十分に注意して活動していただきたいと思います。

今日は『電子メールの日』。「いい文」の語呂合わせ。

『西郷隆盛の誕生日』。190年前、1828年(文政10年)1月23日に誕生。

さて今日は、北海道の冒険家・荻田泰永(40歳)さんの言葉を紹介します。

昨年11月18日南極大陸海岸を出発、この1月6日、日本人で初めて、南極点まで

1256キロの単独無補給踏破に成功しました。

外部からの物資補給を全く受けずに、一人で全行程を踏破しなければならないため、食糧、燃料、テントを積んだ重さ約100キロのそりを引きながら、50日間掛けて単独で歩き通しました。

テレビインタビューで

≪冒険にマニュアルはありません。

自分の知識と経験を頼りに、目の前の一歩、一歩を積み重ねていけば、どこまでも行ける。必ず目標に到達できることを実感しました。

恐れず、怒らず、悲しまず、正直、誠実、努力をモット―に、「笑って前向きに」挑戦し

続けたことが、成功の要因だと思います。

次は、前に失敗した北極点到達に挑戦したい。≫と、力強く語っていました。

昨日の大雪どころではない、私たちの想像を絶する自然の猛威の中で、命がけで、

一歩一歩、ひたすら足を前へ出し続けることは、仕事にも人生にも通じる考え方だ、と

その勇気に共感した次第です。

今日の発句は、

『大寒や 菰被りたる 牡丹かな』

『降りしきる 雪に忽ち 銀世界』

『雪掻きに 精出す人の 清々し』

『雪道を 踏みしめ急ぐ 人の群れ』

今週も、<お陽さまが出て『ワッハッハ!』>、で元気に行こう。

――2018・1・30――

全国の皆さん、お早うございます。心のハイタッチを送ります。

あと数日で立春ですが、まだまだ冬将軍の勢いが衰えないようです。

十分注意してください。

今日1月30日は、南極大陸「昭和基地開設の日」。

62年前、1956年(昭和31年)に初めて日本の南極観測基地として昭和基地が開設された日。毎年越冬隊員が、地道な研究を続け、隠れた人類への科学的貢献なのです。 

さて、昨年12月5日、米誌・「USレポート」が、恒例の、

2017年度<世界一の国ランキング>が発表しました。

それによると、

1位・スイス、2位・カナダ、3位・イギリス、4位・ドイツ、5位、日本で、

あとはアメリカ、オーストラリア、フランス、ノルウエ―の順です。

また、2017年度<世界で最も悲惨でない国ランキング>では、

1位・タイ、2位・シンガポール、3位、スイス、4位・日本、5位・アイスランドで、台湾、デンマーク、イスラエル、韓国、香港が続きます。

全世界192カ国地域もある中で、日本は常にトップ10に入る国であることは嬉しい

ニュースです。

でも日本人は、余り実感出来ていないかもしれませんね。

何故なら厚生労働省発表の

「世界の自殺死亡率ワースト10」では、

1位・リトアニア、2位・韓国、3位・スリナム、4位・スロベニア、5位ハンガリーに次いで6位・日本とされているからです。厳しい現実がありますが、お互いが、それぞれが持ち味を認め合い、励まし合って生き抜くことが大切です。

今日の発句は

『行く道や 残雪を踏む 音絶えず』

『凍りつく 残雪踏みて すれ違う』

『寒月や またも南岸 低気圧』

『末孫の 今年は嬉し 一年生』

今週も<お陽様のぼって「ワッワッハハ!」>で元気にいきましょう!

――2018・2・14――

全国のみなさん、お早うございます。心のハイタッチを送ります。

日本海寒帯気団収束帯が襲い、北陸を中心に大雪に見舞われましたが、漸く梅の花も開き、桜の開花期がニュースになる頃となりました。

懸念されたピョンチャン・オリンピックも、熱戦たけなわです。

今日は何と言っても「バレンタインデー」。義理チョコが飛び交う日ですが、

私にはどうかお気遣いなく。

さて今日は、今真最中の中国の「旧正月」・『春運』について紹介します。

日本では、1873年(明治6年)に新暦(西暦=太陽暦)を採用、旧暦(大陰暦)の風習は、戦後日本ではほとんど失われています。

ところが中国では、1911年(明治44年)、辛亥革命後に新暦(西暦)を採用しましたが、共産党政権成立後も、旧正月を祝う習慣が残り続けているそうです。

旧正月を「春節」と名付け、春節を挟んで2月1日から3月12日までの40日間を

「春運」と呼んで、期間中に約30億人が移動するという事です。

公休日は「2月15~21日』までの1週間。

この間に650万人が海外に出かけ、日本はタイに次ぐ第2の人気観光地で、中国人観光客が、日本にどっと押し寄せると予想されています。

日本の2017年度国際収支が大幅黒字と発表されましたが、日本の観光収入の飛躍的伸びが大きく貢献しているようです。

先日発表された2017年度日本の国際収支は、前年比7・5%増の21兆8742億円。

リーマンショツク前の2007年度の24兆9400円以来、10年ぶりの高い水準です。

経常収支の牽引役は、「モノ輸出」から「海外投資や観光サービス」に切り替わっています。

現実に、貿易収支は10・8%減の4兆9308億円に対し、海外投資収支は9・1%増の14兆7397億円、観光サービス収支は32・9%増の1兆7626億円に上ります。

海外観光客が増えていくことは、日本文化、歴史と風土への理解が高まるとともに、人類の相互理解と共生・共存、世界平和にも具体的につながる道であると思います。

わが社も、ビジネスを通じて、インバウンドといわれる海外観光客の増加と満足向上に、何か貢献できることがあると確信しています。 

今日の発句は

『ああ日本海 寒帯気団 収束帯』

『春寒き カテーテル検査の 痛さかな』

『早咲きの 梅に舞うなり 牡丹雪』

『碧空に 雪の富士見ゆ バレンタイン』

今週も「お日様顔出し<ワッハッハ!>」で元気に行こう!

――2018・2・27――

全国の皆さん。お早うございます。心のハイタッチを送ります。

17日間のピョンチャン・オリンピックも終わり、漸く春らしい風が吹いてきました。

二月も明日で終わり、いよいよ弥生三月を迎えます。

日本選手の大活躍で、過去最高の13個のメダルを獲得、日本中が湧きましたね。

特に女子選手の大活躍が目立ちました。初メダルはすべて女子でした。

女子スケートのチーム・パシュート(団体追い抜きスピードスケート)は、見事な

チームプレーで強豪に勝ち抜き、初の金メダルに輝きました。

特に高木那菜選手は、金メダル2個。

妹の高木美帆選手は一人で金・銀・銅に輝きました。

高木姉妹選手を中心に、お互いを支え合い、励まし合うチームプレーの素晴らしさは、リンクを滑走する彼女たちの場面毎での美しい隊型・個々の姿勢や躍動するリズム感となって、観るものの心をわし掴みにするものでした。

また選手団長小平奈緒選手は、スピードスケート500Mで金メダルを獲得した際、敗れた韓国の李相花選手を抱きかかえて、ライバルを敬う姿を全世界に見せました。

女子カーリング初めての銅メダルも大きな感動を呼びました。

藤沢選手の笑顔と「ソダネ―」の掛け声は、流行語になりそうです。

これら日本選手大活躍の要因は

1・個人力よりチーム力・組織力で勝つ。

(チームパシュートでは、300日間合宿で相互の長所短所の理解と連携を磨くなど)

2・スポーツ科学の先端知見を活かした練習の成果

(空気抵抗の研究、①隊列の取り方、②滑走姿勢の高低、③選手間距離左右のずれなど)

3・前回失敗(ソチ5輪メダルゼロ)に学び、ナショナルチーム体制でバックアップ強化

 (①練習基盤整備、②外交人コーチの招聘、③)監督・コーチ陣・裏方チームなどの

献身的な指導や支え) などに、要約されると思います。

これらは私たちのビジネスにも、そして一人一人の人生にも、すべて共通するものであり、

学ぶべき教訓が多いと思い紹介しました。

今日の発句は

『ピョンチャンに 金・銀・銅の 花が咲く』

『ナデシコは ピョンチャンの冬に 咲き薫る』

『チャンネルで 妻と争う 冬五輪』

『ソダネ―の 掛け声弾む カーリング』

今週も、<お日様顔出し「ワッハッハハ!」で元気に行こう!

――2018・3・6――

全国のみなさん、お早うございます。心のハイタッチを送ります。

弥生3月花のころ、いよいよ陽も長くなり、万物蘇る百花繚乱の季節を迎えました。

さて国会は大荒れです。

今日は今話題の「働き方改革」についてお話します。

安部首相が、「働き方改革国会」と宣言して、労働基準法改正案の審議が始まりましたが、

改正案の根拠となる資料デ―タを、首相が間違いであるとして「裁量労働制案」については撤回するという前代未聞の大混迷に陥っています。

そもそも労働基準法の改正によって、働き方改革を実現しようとの発想が問題でした。

この法案は、二つの矛盾した内容を抱き合わせたものでした。

一つは、労働者側からの要求である「残業時間の上限規制」と「同一労働同一賃金」の実現を目指す規制強化策。これは働くものとした歓迎すべき改革です。

二つは、経営者側からの要求である「裁量労働制の拡大」と「高度プロフェッショナル制度の導入」と云う規制緩和策、の二つの抱き合わせ法案であることです。

「裁量労働制」とは、実際の労働時間とは関係なく、労働者と使用者側との協定で定めて時間だけ働いたものとみなし賃金を支払う仕組み、働いた時間ではなく成果で評価するというもの。これについては、①長時間労働の蔓延。②休日出勤の増加、③過労死の増加等の懸念があり、それに対する厚労省側の提出した反論デ―タが「デタラメ」である事が判明し、裁量労働制については、撤回に追い込まれる事態となっています。

「高度プロフェッショナル制度」は、一部の高収入の専門職等の労働時間規制を外すというものですが、これについても、「スーパー裁量労働制」と同じものとの批判が出ています。

今回の「働き方改革法案」は、政府のお仕着せであり、実質は「働かせ方改悪」に過ぎないとの声もあり、働く者を主体にした「働き方改革」こそ、今まさに求められているのではないかと思います。それについては、来週お話したいと思います。

今日の発句は、

『春一番 裁量労働 吹き飛ばし』

『三月や 風雲急なる 予感かな』

『そそり立つ スカイツリーや 春の空』

『梅林や いま紅白の 花盛り』

今週も<お陽さま顔出し「ワッハッハ!」>で、元気にいこう!

――2018・3・13――

全国のみなさん、お早うございます。心のハイタッチを送ります。

桜の便りも聞こえる本格的春となりました。

「春」は、英語では「スプリング」です。季節と共に、「跳躍」「ばね」の意味もあります。

万花繚乱の候、力を貯めたバネのように大きく飛躍する3月にしたいですね。

この1週間は、歴史的な大アクシデントの日が続きました。

3月10日「東京大空襲・73年忌」、3月11日・「東日本大震災・7年忌」、加えて

「米・北朝鮮対話への動き」、に「財務省の森友公式文書改ざん発覚」などです。

さて今日は、「働き方改革」について、企業の取り組み事例を一つ紹介します。

わが社クライアント企業の一つ「ロート製薬」社さんの事例です。

7年前、東日本大震災の2週間後、「復興支援室」を作り、全社員に呼びかけて担当者を募り、57人が応募し、6人が選ばれました。初代室長に営業のエース・河崎さんが就任。

生活物資の緊急支援などと共に、他社にも呼び掛けて、カゴメさんとカルビーさんの賛同を得て、3社で「みちのく未来基金」を発足させました。

この未来基金は、震災で親を亡くした子供を対象に、返済の要らない給付型です。

他の奨学金との併用も認め、対象となる子がどんな選択をしようと、そのすべての学費を賄う仕組みです。現在すでに、500社が参加し、638人の夢を支えています。

震災時のゼロ歳児が大学を卒業するまで、これからも20年近く活動する予定です。

ロート社は、阪神大震災の時、大被害にあったのに、「未来の鍵を握る子供たちを支援出来なかった」という苦い後悔があったからだといいます。

これらの被災地の支援を通じて、ロート社自身が変わる必要を痛切に感じ、以来、

「目に見えない、数値化できないことを考え、それを評価できる組織でありたい」と、従来の枠を超えて働く制度を導入しました。

それは「社外での副業解禁」と「社内部署の兼務・ダブルジョブ制度」の導入などです。

河崎さんは、

「被災地の子どもたちに出会わなければ、私はつまらん人生を歩んでいたでしょう。

数字を追い、人と比べて、人を切り捨てる人生を続けていたと思う。

被災地の子供に手を差し伸べるつもりが、今は、有難うと云う言葉しか見つからない。」と語っています。働き方改革は、私たち一人一人の心の変革から始まると思います。 

今日の発句は、

『春嵐 忖度の果 本能寺』

『春寒し ああ桶狭間 永田町』

『水温み 平成の世も あと僅か』

今週も<お陽さま顔出し「ワッハッハ!」>で元気に行こう!

――2018・3・20――

全国のみなさん、お早うございます。心のハイタッチを送ります。

今日は咲き始めた桜に冷たい菜種梅雨、冬に逆戻り、風邪に注意です。

今日は『電卓の日』。1974年(昭49年)電卓生産量世界一達成を記念。

国会はますます大荒れで、安部政権の命運を揺るがす事態が続いています。 

さて今週も、「働き方改革」についてお話いたします。

政府は、法案から「裁量制の拡大」を削除し、社員の健康確保のため「勤務時間の把握」を、企業に義務付ける修正案を付加する方針です。

今年の春闘では、賃上げのみならず「働き方改革」も主要な労使交渉のテーマでした。

連合の新聞発表によると、「働き方改革」に付いても、労働時間の短縮につながる施策や柔軟な働き方の導入などで前進がみられた」ようです。

主な大企業の「働き方改革」に関する妥結成果を見ると

1・労働時間削減について

 味の素――――2019年までに年休を2日増加、賃金維持で0・8%のベアに相当

 アサヒビール―年間所定労働時間1837・5時間から1815時間に短縮、賃金維持

 シャープ―――年間残業時間上限を750時間から720時間に削減

2・残業時間の削減

信州ビバレッジ―18年より1日労働時間を2時間増やす代わりに、週休3日制に。

削減した残業代で賃金は維持。

 オリツクス―――社員に自分磨き費用を6万円まで補助

3・勤務間の急速確保や働き方の柔軟化

 日立製作所―――就業と始業之間に休息を設けるインターバル制度導入

         介護者への支援を充実化

 パナソ二ック――介護や育児に使える時間を1時間単位で取得可能に

 レンゴー―――男性の育児休業取得率の目標を50%以上に設定 など。 

いま、中小企業の春闘が進行中ですが、働き方改革が少しでも進むことを期待したい。

わが社でも、働き方改革を、『三つの大切』を基本に、」主体的に取り組んで行きましょう。

今日の発句は

『ただならぬ 世の気配かな 氷雨降る』

『無情なる 氷雨となりぬ 菜種梅雨』

『とつぜんに くしゃみ出るなり 花ぐもり』

『ホ―ホケキョ 一声ひびく ゴルフ場』

今週も<お陽様顔出し「ワッハッハ!」>で、元気に行こう!

――2018・3・27――

全国のみなさん  お早うございます。心のハイタッチを送ります。

いよいよ球春の到来です。選抜高校野球も熱戦中、プロ野球も今週末開幕です。

今日は『さくらの日』。今、お花見真っ盛りです。

3×9=27の語呂合わせと、72候のひとつ『桜始開』に重ねて、「日本さくらの会」が

1992年(平成4年)に制定しました。

桜とお月さまには、蜜接な関係があります。

桜は、月の引力に惹かれて、3月の新月(今年は3月17日)から満月(今年は3月31日)にかけて、一斉に咲きだすそうです。

また今日は、『利休忌』でもあります。

茶聖といわれる千利休が、太閤秀吉の怒りを買い、切腹した日。

弟の大和大納言・秀長の病死に次いで「諫言・争論の忠臣」を失い、豊臣家の落日が始まりました。 

さて、私は、先週金曜日の当社株主総会で、監査役に選任されました。

国家の仕組みでいえば、株主総会が「立法」の国会、取締役会が「行政」を担当する内閣に当たりますが、監査役は、三権分立の一つ「司法」の役割に相当します。

私も、監査役として、商法・会社法に基付く、株式会社の公式機関としての役割を果たすことになりました。

従って、これまでの特別顧問とは異なり、法的に重い責任権限と義務を負いますので、今一度心を引き締めて精進したいと思います。

但し、私の『日本一ハッピー・ワーキングの職場を作ろう』、そのために『三つの大切を実践しよう』との人生観、信念には何の変わりもありません。

監査役としても,全く同じ信念に従って努力してまいります。

みなさんのご協力をお願いいたします・

今日の発句は

『春彼岸 氷雨に濡れて 墓参かな』

『コブシ白 マンサク黄色 並び咲く』

『耳と尾を そばだて咲けり 猫柳』

『球春や なじみの床屋 店を閉じ』

今週も<お陽様顔出し「ワッハッハ!」で元気に行こう!

鈴木貞夫年譜」・2018年上期①

1月

 4日・出社・年始朝令

10日・出社・部門長会議

   JFA賀詞交換会(ザ・プリンスパークタワー)

11日・第143回SCゴルフ会(千葉CC川間C)

16日・出社・朝令

   部門長会議

17日・京都近鉄社友会(京都タワーホテル)

(2018年度・近鉄百貨店社友会)

19日・出社

23日・出社

  部門長会議

  役員ミ―ティング

26日・出社

   SBF新年会

29日・出社

   取締会

30日・出社

   部門長会議

31日・ローソン拡大監査役会(新橋蕪庵)

2月

 9日・出社

13日・フードボイス協議会(学士会館)

14日・出社

   部門長会議

15日・第144回SCゴルフ会(千葉CC川間C)

16日・出社

20日・出社

   部門長会議

22日・出社

   取締役会

27日・出社

  部門長会議

   役員ミ―ティング

3月

 2日・出社

 4日・ローソンFCSカップ会(紫CCあやめC)

 6日・出社

   部門長会議

 9日・出社

13日・出社

   部門長会議

   役員ミ―ティング

   フードボイス協議会(学士会館)

16日・出社

   ドラルグストアーショ―(海浜幕張)

20日・出社

   部門長会議

   役員ミ―ティング

22日・第145回SCゴルフ会(千葉CC川間C)

23日・出社

   株主総会

   取締役会

27日・出社

   部門長会議

30日・出社

                   以上

以下次号「鈴木貞夫・言行録」(第33回)に続く。

<バックナンバーは『鈴木貞夫プロフィール・目次と索引』を検索してください。>