デイジイ東京「空席案内サービスVACAN」試験導入

      執筆者:motoe

JR東日本グループの鉄道会館は、運営するエキナカ商業施設「グランスタ」内1階のベーカリーカフェ「デイジイ東京」にて、5月11日よりショップ横に設置してあるデジタルサイネージを利用した空席案内サービス「VACAN」の運用を開始する。同サービスは、人感センサーをイートインスペースのテーブル下に取り付けることによって、人の温度で席に居る居ないを判断し、デジタルサイネージに空席状況を表示するというもので、施工がいらず、簡易的に設置することが可能。JR東日本×バカンの取り組みは、「JR EAST START UP PROGRAM」の一環として、JR大宮駅で実証実験が行われ、利用客の9割以上が「便利」であると回答したアンケート結果も出ているという。また、既存サイネージと比較して閲覧数が19倍まで増加した実証結果も出ており、サイネージの広告効果を上げることも期待される。 なお、今回は試験導入として2018年8月までの運用が予定されている。