CWI「新業務委託先を日本アドに任命」

      執筆者:motoe

カリフォルニアワイン協会(California Wine Institute)は、日本市場における新しい業務委託先として日本アド(東京都新宿区)を任命し、次期日本代表に扇谷まどか氏が就任することを発表した。新事務所の業務は、本年7月2日より開始する。 今回の任命は、本年初旬に配布した提案依頼書(RFP)に基づき提出された数多くの提案書の中から厳格な選考過程を経て決定されたもので、同社は、提案活動を通じて、情熱、前向きな思考、デジタルコミュニケーションへの深い理解、そして幅広い業界関係者と協力的な関係を構築するために必要な資質を持つことを証明し、それが今後の日本市場におけるカリフォルニアワインのカテゴリ推進を担う企業として相応しいと判断されたもの。 同社は、1969 年設立のクリエイティブエージェンシーであり、これまで、食品、ベビー用品、輸入自動車、輸入バイク、外国大使館、各種団体など数多くのクライアントをサポートした経験を有しており、社内はプランニング、コピー、デザイン、デジタル、プロデュースのエキスパートで構成され、トータルなクリエイティブサービスを提供している。 一方、次期代表に選ばれた扇谷まどか氏は、ワイン業界で幅広く知られるワインプロフェッショナルであり、ダイナミックな経営者。彼女とカリフォルニアワインとの関係は、日本航空ロサンゼルス空港支店勤務のため同州で 過ごした1990年代前半に遡る。そこで出会ったワインがきっかけとなり、のちにThe Openerを設立し、ワインバーを2店舗経営するなど順調に発展させてきた経歴を持つ。現在、WSETレベル4ディプロマの有資格者であり、世界のワインに精通している人物だ。