明治「ザ・チョコレート」アンぺリアル・ショコラに出展

      執筆者:shirai

明治が販売する「明治ザ・チョコレート」が2018年11月16日~11月18日、仏の世界文化遺産「フォンテーヌブロー城」で行われるショコライベント「アンぺリアル・ショコラ」に日本企業として初出展することが決定した。同イベントは歴史ある老舗店や、M.O.F.(フランス国家最優秀職人章)を授与されるなどした卓越した技術を持つと認められたショコラティエ、パティシエとそれら職人による製造会社のみに出展資格が与えられるイベント。ジャンポール・エヴァンやピエール・エルメも集う「ルレ・デセール」(フランスで創設されたパティシエおよびショコラティエが組織する協会)の会長フレデリック・カッセル氏は絶滅が危惧される上質のカカオ豆を守ることをライフワークとして活動しており、 明治がカカオ産地で活動しているメイジ・カカオ・サポートにかねてから賛同してきた。今回、その縁あって日本企業として初めて「アンぺリアル・ショコラ」に参加の機会に恵まれることとなった。同社はイベントの会期中、城内のサル・デ・コローヌ(la salle desColonnes)にてチョコレートとカカオをテーマにしたディナーにて、フォンテーヌブローにあるミシュランの星付きレストランL’Axelの後藤邦之シェフとフレデリック・カッセル氏による、日本のエスプリのきいたチョコレートをテーマにした料理を味わうテイスティング&セミナーを実施。ディナーの前に世界的にも希少といわれているメキシコ産の“ホワイトカカオ”を使用した「メキシコホワイトカカオダーク」を含む「明治ザ・チョコレート」のテイスティングと、カカオクリエーターの宇都宮洋之による解説が行われる。同社はイベントに出展することにより、ジャパンクオリティ「明治ザ・チョコレート」のブランド価値向上を図るとともに、世界のショコラ界における地位向上に努めていく。