アルファフーズ「長期保存アレルゲン不使用フォー」発売

      執筆者:motoe

常温長期保存の防災食/非常食を製造しているアルファフーズ(東京都中央区、内海大樹社長)は、UAA食品美味しい非常食シリーズに、新たに食物アレルギーを原材料に使用していない「フォー(米めん)」の発売を12月25日より開始すると発表した。同社ででは、東日本大震災や熊本地震などの大規模災害時、食物アレルギーを持つ方々から、「災害時に安心して食べられる非常食が少なかった」との声を受け、同社では一昨年から食物アレルギーに対応した非常食の開発と商品ラインナップの充実化を進めてきたが、今回、ビーフンなど米めんの国内シェアトップメーカーであるケンミン食品(兵庫県神戸市、高村一成社長)との共同開発により発売を実現したという。同商品は、アルミスタンドパウチがそのまま器になり紙の受け皿が付いてどのような場面でも食べやすい上、インスタント麺の特長である軽くて持ち運びが便利、お湯を注いで4分で食べられる、製造後5年7ヶ月の常温長期保存が可能などの特長があり、特に大規模災害時などの非常時に重宝する設計。自治体や学校などの備蓄用への卸の販売が中心となるが、将来はネットなどでの小売りの販売も計画しているという。内容量:56.4g、賞味期限:製造より5年7カ月。