日本雑穀協会「国産雑穀原料 流通情報交流会」開催

      執筆者:motoe

日本雑穀協会(会長:倉内伸幸・日本大学生物資源科学部教授)は、国産雑穀の産地形成や原料流通の健全な発展に取り組むため、生産者や行政関係者、食品メーカー、加工企業、商社等、雑穀に事業として携わる様々な立場の方との情報交流会「国産雑穀原料 流通情報交流会」を初開催する。近年、雑穀の認知や市場が大きく拡がり、国産雑穀の価値や可能性が高まる中で、国内における雑穀の生産や流通については、様々な課題を有しており、同協会にも、国産雑穀原料に関して、「需要に対して、供給量が足りない」「生産者所得が向上しない」「生産者の高齢化により、技術が継続していかない」「信頼できる企業と栽培契約を取り交わしたい」「信頼できる生産者を紹介してほしい」等の要望が寄せられている。そのような中で、同協会では、国産雑穀原料を取り扱う関係者らによる有益な情報交流を定期的に行い、健全な雑穀産地の形成につなげていきたいとしている。【開催概要】■日時:6月25日 15:45~17:15 ■会場:製粉会館 会議室(東京都中央区日本橋兜町15番6号) ■参加予定:約40名(①国産雑穀の生産者、生産組合、JA、行政関係者、研究機関等 ②国産雑穀原料を取り扱う食品メーカー、加工企業、商社等、各20名) ■対象となる主な雑穀:キビ、アワ、ヒエ、タカキビ、ハトムギ、オオムギ(もち麦)、キノア、アマランサス、シコクビエ、黒米、赤米、緑米、ゴマ、黒千石・白小豆などの希少な豆類等