ミネラルウオーター輸入量2年連続大幅減

      執筆者:編集部

横浜税関によると平成21年全国ミネラルウォーターの輸入実績は、輸入数量41万8972KL(対前年比△16,2%)、輸入金額260億円600万円(同△23、7%)で、数量、金額ともに2年連続して減少した。横浜港の輸入数量は12万180KL(同△33,6%)、輸入金額81億3200万円(同△33,8%)で全国平均を上回った。横浜港はミネラルウォーター輸入金額では全国第1 位のシェアを占め、横浜港、東京港など大都市を後背地に持つ上位5 港では輸入数量及び輸入金額ともに9割以上の高いシェアを占めている。国別では世界32カ国(横浜港9カ国から輸入)から輸入しておりフランス58,5%、アメリカ31,1%とほぼ2カ国で90%からのシェアを占めている。輸入が多い理由としては大手飲料メーカーがフランスを拠点にしていることやフランスやアメリカのミネラルウォーターの味わいが、日本で受け入れられていることなどが挙げられる。