東急百貨店「東横店閉店 東横のれん街は移転」

      執筆者:編集部

東急百貨店は渋谷駅周辺の再開発事業の進捗に伴い、東急百貨店東横店の営業を2020年3月31日に終了した。東横店は、その前身である東横百貨店が関東初の私鉄運営ターミナル百貨店として1934年に創業、 第二次世界大戦時の空襲などを受けたが、すぐさま復旧、増改築を繰り返し、東館・西館・南館の3館体制で営業してきた。その間、1951年には、日本で初めての名店街である「東横のれん街」を開設、 2000年には、デパ地下ブームの先駆けともいわれた「東急フードショー」をオープンした。「85年の歴史に幕を下ろすことは大変残念ですが、引き続き、「Change&Challenge」をキー ワードに、渋谷をはじめ、東急線沿線や各エリアの店舗・事業として融合型リテーラーの実現に向け、全社を挙げさまざまな施策に取り組んでいきます」とコメント。 なお、東横店地下1階の東急フードショーは営業を継続、東横のれん街は同じく3月31日に営業をいったん終了し、4月16日に渋谷ヒカリエ ShinQsフードと合体、渋谷ヒカ リエ ShinQsの地下2階と地下3階に新しく生まれ変わる。