国分グループ「シンガポール低温卸TCGCの株式取得」

      執筆者:編集部

国分グループ本社(本社:東京都中央区、会長兼CEO:國分勘兵衛)の100%子会社であるKOKUBU SINGAPORE Pte.Ltd.は、コモンウェルスグループの卸売事業会社である TCGC Pte.Ltd.(本社: シンガポール、代表者:Andrew Kwan)の株式を取得した。KOKUBU SINGAPORE Pte.Ltd.は、アセアン各国における提携企業との連携強化・統括業務を目的に 2019 年10 月に設立、コモンウェルスグループは、同社との合弁で展開する低温物流事業の他、食品製造事業、外食事業等、食のバリューチェー ンを多角的に展開する企業グループ。国分グループは、第10次長期経営計画で海外事業の「基幹」事業化を進めており、アセアン事業はその柱の一つ。シンガポールは高い所得水準をベースとした食品市場とアセアンエリアにおける経済、物流、情報の中心であり、アセアン事業の中核地と位置付けている。同国では、アセアンエリアを統括する KOKUBU SINGAPORE Pte.Ltd.と物流事業を手掛ける Commonwealth KOKUBU Logistics Pte.Ltd.を展開しているが、今般、卸売事業会社を立ち上げるとともに、コモンウェルスグループが構築しているサプライチェーンネットワークを生かし、シン ガポール国内での販売強化、及び周辺国との輸出入事業の拡大をはかる。会社概要、商号:TCGC Pte.Ltd. KOKUBU Commonwealth Trading Pte.Ltd.に社名変更予定、所在地:シンガポール、事業内容:食品(ベーカリー、アイスクリーム、スープ類等)の卸売業、資本金:1,350,000シンガポールドル、出資比率 :KOKUBU SINGAPORE Pte.Ltd. 70%、Commonwealth Capital Pte.Ltd.グループ30%、代表者:林 恒喜(国分グループ本社(株)海外統括部アセアン事業部長が就任予定)、従業員数:6名。スケジュール2020年4月13 日株式引受完了。