健康ニュース 3月15日号 うがいの意味は・・・

     

隣家のインテリ夫人「コロナ騒動、いつまで続くのでしょうか。早く元の生活に戻りたいですわ」

隠居中の大御所 暈穀菜「ワクチン接種に期待しようかね。それまでは各自で予防を徹底するしかないだろうな」

隣家のインテリ夫人「個人での予防は限界がありますね。例えばうがいを徹底するとしても、それは毎年インフルエンザ予防でやっていますからね」

隠居中の大御所 暈穀菜「いやコロナウイルスを防ぐには徹底したうがいが大切だよ。インフルエンザ予防の数倍徹底したほうが良いよ」

隣家のインテリ夫人「うがいを数倍徹底させるとはどういう意味ですか?自己流で勝手におっしゃっていません?」

隠居中の大御所 暈穀菜「いや、インフルエンザ予防にもうがいは有効だが、コロナウイルス対策にはうがいの方法をもっと考えてやったほうが良いという意味だよ。神奈川歯科大学客員教授で医学博士の柳瀬武史さんは大意だが次のような発表しているよ。《季節性のインフルエンザは喉で増殖するが、新型コロナウイルスは舌や歯周ポケットで増殖します。ですから唾液中の新型コロナウイルスも量は多いので、飛沫感染の危険や唾液を利用したPCR検査で感染の有無を判定することができるのです。歯周ポケットは新型コロナウイルスの増殖の温床となる可能性を否定できません》。理解できたかな?口に入ったウイルスが増殖されて何倍にもなり感染が起きると言っておられるのだがね」

隣家のインテリ夫人「なるほどね・・・。よく理解できましたわ。先生もきちんとうがいをやっていますか・」

隠居中の大御所 暈穀菜「ワシのうがい方法はちょっと違っているよ。知りたいかな?」

隣家のインテリ夫人「まさかお酒でうがいをして飲んでしまうというのではないでしょうね」

隠居中の大御所 暈穀菜「ハハハハハ・・・。そういうことじゃないよ。ワシのうがい方法について話そうかね。ワシは寝る前に入る風呂場でうがいをしているのだよ。それも鼻うがいだ。鼻から吸い込んで口から吐き出しているのだがね」

隣家のインテリ夫人「いやだ!私にはできません。とても痛そうで苦しそうですわ」

隠居中の大御所 暈穀菜「まぁ最後まで聞いておくれ。これは鼻うがいと言ってとても効果のある方法だ。確かに水が鼻に入ると苦しいからね。ワシは大体40℃ぐらいのぬるま湯180㏄ほどに1g位の食塩を入れ、その食塩水で鼻うがいをやっているのだよ。鼻から吸い、口から吐き出す。絶対に痛さや苦しさはないよ。鼻腔に新型コロナウイルスの死骸が残っていても検査では陽性扱いとなるから、その対策にもお勧めだな」

隣家のインテリ夫人「本当に痛くないのですか?苦しさはないのですか?信じがたいですわ」

隠居中の大御所 暈穀菜「花粉症対策にもなるからお薦めだがね。鼻うがいの後、きちんと鼻をかんでおけば、最高のウイルス対策であることは間違いないよ。それに費用も大して掛からないからね。昔から食塩は殺菌の意味でも使われていたことぐらい知っているだろう。疑う前にまず一度やってみることだな。おやっ?もう外は暗いな。まず冷酒で口の中を消毒しようかね。肴は塩味のきいた焼き鳥が良いな。では始めよう!」