大塚製薬、欧州4カ国で「SOYJOY」発売

      執筆者:編集部

大塚製薬(株)は、その子会社であるニュートリション エ サンテ社(本社:フランス、以下、N&S社)を通じて、欧州4カ国(フランス、ベルギー、イタリア、スペイン)における「SOYJOY」の販売を2月から順次開始する。医療関連事業とニュートラシューティカルズ事業(以下、NC事業(*1))を2大事業とする大塚グループにとって、NC事業における欧州展開は、グローバル化を推し進める上で重要な課題の一つだった。このたびの発売により、大塚グループはNC事業における欧州展開を本格的にスタートする。大塚グループは、大豆のもつ可能性が、健康問題や食糧問題など人類が抱えるさまざまな問題を解決していくという考え(Soylution)のもと、大豆製品の価値訴求と開発に力を入れてきた。その一つとして大塚製薬は、大豆粉をベースに開発されたフルーツ大豆バー「SOYJOY」を、大豆の可能性、価値をグローバルに広める製品として2006年に発売。この度欧州4カ国が新たに加わることで、世界11カ国・地域で「SOYJOY」の販売を展開することになる。今後は健康志向の高い欧州において「SOYJOY」の製品価値を訴求し、確固たるブランド構築を目指すためにさらに連携を強化していく。(*1)ニュートラシューティカルズ事業:nutrition(栄養)+ pharmaceuticals(医薬品)の造語。医薬品事業で培ったノウハウを活かし、日々の健康維持・増進をサポートする製品の研究開発、製造、販売を行う。