JA全農、平成23年4~6月期の配合飼料供給価格を1800円値上げ決定

      執筆者:編集部2

JA全農は、3月14日、平成23年4~6月期の配合飼料供給価格について発表した。全農の発表によれば、本年度にはいり、飼料穀物の期末在庫率は、とうもろこしが5%、大豆が4%台と歴史的な低水準にあり、穀物市場の価格が高騰している。また、昨今の円高ドル安傾向に対し、今後も一進一退の相場展開が見込まれる。これら飼料情勢・外国為替情勢等を踏まえ、JA全農は、平成23年1~3月期に対し、4~6月期の配合飼料供給価格は全国全畜種総平均トンあたり約1800円値上げすることに決定した。なお、改定額は地域別・畜種別・銘柄別に異なる。また、東北地方太平洋沖地震の影響に鑑み、価格改定の実施時期は平成23年5月1日出荷分からとする。