【9月号】  農家見学会を積み重ねて、消費者が「知りたい」都市農業イベントへノウハウを集約中。

     

 

 2009年5月だったか、都政新聞から江戸東京野菜の連載をしたいと云う話しがあり、平田邦彦社長もわざわざ訪ねてくれて、話題の「江戸東京野菜」の将来性について期待をしていると、励ましてくれた。

同新聞では6月号から「よみがえれ! 江戸東京・伝統野菜」の、連載が始まり、同社のホームページのトップの右には、顔写真入りで『本紙でもお馴染の・・・』として私の日々のブログのバナーも貼ってくれている。

世田谷で養鶏、養豚を行う吉岡栄さん゜

 

この連載、私がコンタクトを取った生産者のお宅に細川奈津美記者が伺い取材、その原稿をチェックするなど「監修」をしていた。

お陰さまで読者の方々から好評を得ていたので、平成10年1月号の8回からは、「江戸東京野菜をどうして食べるの?」という、読者からの要望に応えて、「酒井文子の江戸東京野菜deクッキング」の連載がはじまり、酒井先生も細川記者に同行して、生産者の話を聞くことになった。

 

瑞穂町で酪農経営をする清水陸央さん

 

連載は、江戸東京野菜の取材が生産されている「旬」に合わせているので、この先、窮屈になるので、江戸東京野菜も含めて、東京の農業に広げることも必要だろうとの考えを持っていたが、今年の4月に編集長の津久井美智江さんに会って、話し合ったが、「旬があることでもあり、生産者にスポットを当てる方向で、新連載をスタートしたいので、引き続き「監修」でご協力頂きたい」との要請を受けた。 

 

合鴨農法の稲作経営の澤井保人さん

5月からスタートした企画は「東京育ちの美味探訪」だ。

この機会に、NPO法人ミュゼダグリの新事業を構築するため、酒井先生と細川記者が農家に伺う時に、会員の農家見学を合わせて行い、今後の市民活動に繋げていくこととした。

これまで、5月には世田谷で養鶏をしている吉岡栄さん、6月には瑞穂町で酪農をしている清水陸央さん、7月には国分寺市で馬込半白キュウリを栽培している中村安幸さん、8月には八王子市で合鴨農法の稲作をしいる澤井保人さんと、東京の農業のリーダーの方々にお話を頂き、その取り組みをつぶさに見せていただいた。

これまで、参加者の意見を聞くと都市農業への理解は深まり、市民参加イベントのノウハウも集約しつつある。

1 江戸東京野菜の関連情報 

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E-Mail : ohtake@topaz.plala.or.jp 

2 江戸東京野菜はここで買えます  

江戸東京野菜は、江戸からの伝統と季節を味わう野菜で、もちろん地場野菜です。

地方からやってくる季節の先取り野菜より、ずっと個性的です。 

(農産物の生育は天候に左右されますので、収穫予定は変わることがあります)

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2 江戸東京野菜はここで買えます 

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