森永製菓、ココアにショウガと同程度の冷え性抑制効果があることを解明

      執筆者:編集部

森永製菓(株)は、1998年より「ココア」の機能性について研究を重ねており、冷え性を抑制する食品として代表的な「ショウガ」と「ココア」を比較し、これらの食品の冷え性を抑制する効果を検証した。その結果、室温23~24℃(何もしない状態では体末梢部温度が次第に下がる温度)において、飲用後手の甲表面温度(体末梢部)では「ショウガ」の方が温度上昇の立ち上がりが速く、上昇程度が高いものの、急速に温度低下が始まるのに対し、「ココア」の方が温度の低下が緩やかで体温の持続性が高いことを確認した。これにより、「ココア」と「ショウガ」はその冷え性抑制効果の表れ方に違いはあるものの、同じように冷え性を抑制する食品であることが分かった。また、首・額・頬では「ココア」も「ショウガ」もそれぞれ温度上昇に大きな差はなく「ココア」には「ショウガ」と同等程度の冷え性抑制効果があることが確認された。