<コンビニ創業戦記「鈴木貞夫言行録」>(第48回)

     

第5章・「ソフトブレーン・フィールド時代」(その27)

「朝令スピーチ事例集」(その28)

――2020・6・30ーー

-全国の皆さん、お早うございます。2か月ぶりに、心のハイタッチを送ります。

2020年の上半期は、新型コロナ・パンデミックという未曽有の危機に直面した中で、

皆さん全員の誠実なご努力、ご協力、そしてお取引・クライアント様の温かいご理解により、相応の結果を示すことが出来ましたこと、本当にご苦労様、そして有難うございました。

新型コロナ・パンデミックは、現在も世界で急速拡大中であり、国内でも未だ終息の見通しが立たず、第2波襲来の懸念があり、長期化する見通しにあります。

そうした中で、わが社も4月の緊急事態宣言以来、感染防止のために「在宅テレワーク」が導入されています。

本年5月の時事通信社による「働き方に関する世論調査」では、「テレワークを拡大するべきだ」の声が7割に達しています。

現在のデジタル・オンライン社会では、「オフイスに出勤しなくても、仕事の生産性を上げることが出来る」、と多くの人が実感し始めている証拠です。

今後益々、『在宅テレワーク』と「対面オフイスワーク」とを組み合わせた「新しい働き方」が定着していくものと確信しています。

『在宅テレワーク』には、三つのメリットがあります。

1・新型コロナウイルス感染対策として有効であること

『三蜜』=(蜜閉・蜜接・密集)を回避する最も効果的方法になる

2・『ワーク・ライフ・バランス』の向上のチャンスとなること

  「長い通勤時間・満員電車」の苦痛からの解放

  「時間の使い方」が変わる=仕事・家事・子育て・学習・趣味・娯楽・団らんなど

3.組織と個人の『惰性』を破るチャンスとなること

  *『自律力』=生活リズムを確立し、主体的に課題を見つけて動く自律型人材となる

  *『俯瞰力』=時代観・全体観・時代の潮流を読む力を磨く

  *『レジリエンス力』=困難を乗り越える力・粘りと根性を磨く

一方で、「対面オフイスワーク」にも当然メリットがあります。

 1・直接顔を合わせることで組織の一体感、チームワークの維持強化につながる

2・五感(視覚・聴覚・触覚・味覚・臭覚)を通じて、お互いに全人的理解が深まる

「在宅テレワーク」は,二感(視覚・聴覚)中心の部分的理解になりがちである 

要するに、「ウイズ・コロナ」の時代を生き抜く新しい働き方は、この二つを組み合わせた

「いつでも、どこでも、誰でも、自由に働ける職場つくり」の第一歩となると確信します。

                                                                                           以上

『上半期報告会スピーチ』

ーー2020・7・9 ーー

全国の皆さん わが社史上初・SBF社史に残るリモート全体会議、真にご苦労様です。

先ずは心のグータツチを送ります。

未曽有の新型コロナ・パンデミックに加えて、日本列島縦断・豪雨災害に見舞われる中で、

久ぶりに皆さん全員の明るく、元気なお顔にお会いできてうれしい限りです。

木名瀬さんはじめ各役員から、上期総括と下期方針施策について、発表・確認されました。

コロナとの闘いは、まだ厳しい長期戦が予想されますが、着実な実行、実践を期待します。

FM本部の発表の中に、『プロのFM・コンサルタントを目指す』とのフレーズがありましたが、まさにウイズ・コロナの時代に求められる「SBF人材」を示す適格な表現ではないかと共感いたしましたので、私の考える「プロのFMコンサルタント」のマインド・三要件を紹介します。

《プロのFMコンサルタントの三要件》

1・『自律力』を磨く

   生活リズムを確立し、主体的に課題を見つけてチームの動きを創る力

2・『俯瞰力』を磨く

   時代の底流を掴む力

=「SDGsの17目標」、「人間の安全保障」、「国際協調」の視点など

3・『レジリエンス力』を磨く

   困難・試練を乗り超える力、粘りと根性を養う

最後に、近代日本を切り開いた明治維新のパイオニアの一人、肺結核により29歳で病死した幕末の志士、高杉晋作が、遺した辞世の歌を紹介します。 

『面白き こともなき世を 面白く 住み為すものは 心なりけり』

                                                                                     以上

 (次号は第49回に続く)

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