酒類食料品業懇話会が新年賀詞交歓会を開催

      執筆者:編集部

1月5日、酒類食料品業懇話会が、東京のロイヤルパークホテルで新年賀詞交歓会を開催し、酒類、食料品業界の関係者1700人以上が出席した。はじめに、国分の國分勘兵衛代表取締役会長兼社長が挨拶をした。「いよいよ国民も覚悟を決めなければならない年になった。国内の需要の拡大が見込めない中、海外市場に進出する動きがあるが、後顧の憂いのないように、国内市場を充実させることが業界の安定につながる。昨年年頭にフェアトレードの話をし、前進したが、今年もさらに一歩進めていただきたい。一致団結して実り多い年にし、景気も跳ねるうさぎ年になるように祈念する」と語った。次に年男20人が壇上に上がり、代表して菱食の中野勘治代表取締役社長が乾杯の挨拶を行った。「高齢化社会が進み、過去にモデルのない時代に入った。我々は、戦後のひもじい時代を生きたアニマルスピリッツを持っているちょっと怖いうさぎです。他人のせいにせず、自分の力で切り開いていこう」と杯を高く掲げた。出席者は懇親を深め、正午、三本締めを持ってお開きとなった。