農水省、遺伝子組換え農作物の承認に先立ちパブリックコメントを実施

      執筆者:編集部2

農林水産省は、遺伝子組換えカーネーションなどの第一種使用等、遺伝子組換え農作物を農林水産大臣及び環境大臣が承認するに先立ち、国民から広く意見・情報を募集する取組み(パブリックコメント)を実施する。遺伝子組換え農作物の隔離ほ場での栽培や、食用又は飼料用のための使用等に関する承認申請(カーネーション2件、ダイズ1件、トウモロコシ3件及びワタ1件)を受け、申請者が提出した資料を用いて生物多様性影響評価を行った。また、学識経験者からは、生物多様性への影響がある可能性はないとの意見も得た。これらの結果に基づき、生物多様性影響が生ずるおそれはないと判断した。そこで、これら遺伝子組換え農作物を承認するに先立って国民からの意見を集めるため、1月31日(月)~3月1日(火)までの間、パブリックコメントを実施することを決定した。意見は、農水省HPの電子政府の総合窓口へのメール送信、または郵送・FAXでの提出が可能。詳しくは、以下URLにアクセス。http://search.e-gov.go.jp/servlet/Public?CLASSNAME=PCMMSTDETAIL&id=550001308&Mode=0