水産庁、3月から韓国産輸入クロマグロの情報収集の取組を強化

      執筆者:編集部2

水産庁は、太平洋クロマグロの管理強化を図るため、今年3月から、韓国産輸入クロマグロの情報収集の取組を強化する。農林水産省は、昨年5月11日に太平洋クロマグロの管理に関する基本的な方向性を定めた「太平洋クロマグロの管理強化についての対応」を公表。これに基づき、「中西部太平洋まぐろ類委員会(WCPFC)」における太平洋クロマグロの保存管理措置の強化を図るため、今年3月から、韓国産輸入クロマグロの報告徴収の対象及び内容を拡大するとともに、収集した情報を関係者にフィードバックする取組を開始する。報告対象は41業者(輸入業者18、卸売業者23)で、未成魚のサイズ別組成の重量を従来の5区から7区分に拡充する。