農水省、東北地方太平洋沖地震の被害と対応について(3月15日付)
執筆者:編集部2
農林水産省では、ホームページにて東北地方太平洋沖地震の被害状況と対応について、随時情報を公開している。3月15日までの状況は以下の通り。(社)日本炊飯協会の炊飯設備搭載おにぎりトラックが、3月14日に石巻市総合運動公園に到着。持参のおにぎり1000個の供給を開始。また、15日より水の供給が可能となり、炊飯を実施。千葉県のアグリバンク(有)が無洗米3トンを提供した。水産庁は、漁業取締船「白竜丸」にて粉ミルク8000缶、、カップスープ10万食、おかゆ8000食、水100トン、軽油120キロリットルなどの支援物資の送及び救助等のため、東北方面に向け出港。漁業取締船 「開洋丸」はインスタント麺8万食、粉ミルク8000缶、米粉パン13000個などの支援物資を乗せて、16日午後に晴海埠頭出港した。また、燃油価格が高騰したときに補てん金を交付する「漁業経営セーフティーネット構築事業」の平成23年4月からの新規加入の申込期限を5月31日まで延長し、被災した漁業者についてはそれ以降の加入も可能となるよう手配した。