カルピス、乳酸菌LH発酵乳の記憶力向上作用のメカニズムを確認

      執筆者:編集部

カルピス(株)発酵応用研究所は、乳酸菌ラクトバチルス・ヘルベティカス発酵乳(以下LH発酵乳)の摂取による記憶力向上の作用メカニズムの一部について、静岡県立大学食品栄養科学部 横越英彦教授との共同研究で確認した。LH発酵乳をラットに与える試験において、脳内神経伝達物質であるドーパミンの上昇が確認された。ドーパミンは、記憶や学習などの脳の機能に関与する神経伝達物質として知られており、記憶力向上作用のメカニズムの一部と推察される。この研究結果は2011年国際機能性食品学会(ISNFF 2011、11月14日~17日)で発表された。